【ポタれどもDiary-1】 おけはざま、という場所。
「お館様ー!お館様ーっ!」
「ん、何?今『敦盛』舞ってて忙しいんやけど?」
「大変です!今川の野郎に丸根砦と鷲津砦がフルボッコされました!」
「マジ?ガセじゃね?だって昨日、丸根の佐久間っちと電話したぞw」
「マジっす!LINEで画像来てます!」
「うおっ!マジじゃん!飯尾っち全滅しちゃったの?」
「丸根はもう慰霊碑できてんじゃん!はぇーな!」
「お館様、どーしますかっ?」
「お、おぅ。とりま、敦盛舞ってる場合じゃねーな。よし、出陣するで!
準備できた奴から熱田集合な!誰か俺の馬用意しといて!」
「はっ!」
「Thanks!じゃ、先行ってるな!」
いや、花愛でてる場合じゃねーしっ!
「うし。熱田神宮着いた。みんな遅ぇし・・・待っとる間に戦勝祈願でも
しとくか。。。」
「神様さぁ、どうも今川は25,000人くらい兵がいるらしいんだって。
こっちは3,000人くらいしかおらへんけど、何とか勝たせてくれへん
かなぁ。。。マジ頼むわ!勝ったらさぁ、お礼に塀でも作るし・・・」
「そうそう!こーゆーの。まぁ考えといてな!マジ頼むで!
ん?そろそろ集まったみたいだな。じゃ、出発すんでー!」
「東海道突っ切るで!時代違うけど言ったら切腹だかんな!」
笠寺の一里塚、でけーな!
「お館様!とりあえず近くに砦作ったんで、そこに行きましょう!」
「おう!気が利くな!Thanks!」
「・・・まぁ、この辺が見渡せるからオッケにしといたる。機を待つで!」
「お館様!どうやら今川の野郎は『おけはざま山』っつーとこに
いるらしいっす!
今は休憩中で余裕シャクシャクぶちかましてて、
みんなベロンベロンに酔ってるらしいっす!」
「マジかっ!でもさぁ、今めっちゃ雨降ってんじゃん。
濡れるのイヤじゃん。ちょっと雨上がるまで待とーぜ。」
「ちょっと待てぃ!」
「何奴っ?」
「私が誰かなど、どーでもよい。それよか、今めっちゃ雨降ってるから
こそ、今川に気付かれずに近づけんじゃね?濡れるの気にしてる
場合じゃなくね?」
「おぅ!確かにそーだな!誰か知らんけど、ありがとな!
みんな!『おけはざま山』の近くの『釜ヶ谷』ってとこまで行くでっ!」
「はっ!」
「おぅ、いくさ前に癒されるじゃん!いいな!」
「そだねー。」
「ちょっとストッープ!ストッープ!おいしいパンあるらしいから
買ってくわ!」
腹が減っては、なんちゃらってゆーしな。
「おぅ。ここでちょっと待つで!今川の野郎には気付かれてないよな?
雨上がったら、一気にカタつけるからなっ!」
「ははっ!」
「お館様っ!『おけはざま山』に義元見っけましたっ!」
「マジかっ!ザコは無視!義元だけ狙えっ!」
「おうっ!!」
ぷぉーん!ぽっぽーっ!ぽっぽー!(法螺貝)
「え?マジ?織田来たん?ウソ?全然用意してねーじゃん。
みんなベロンベロンやん。ヤバいよヤバいよ!
逃げなマジヤバいよっ!撤収!撤収!!」
「お館様!やりましたっ!
毛利新介が義元の首、獲っちゃいました(てへぺろ)」
「すげー!やったじゃん!毛利すげーっ!みんなー、勝ったでー!
とりま、近くの公園に集合ー!」
「みんなー、お疲れー!ありがとな。
今川ボッコボコにしたったわwww
コレ、マジで後世に名が残る戦やと思うでー。ラッキーだな、俺!
敵側にいた松平ちゃんも岡崎で俺に味方してくれるらしいし、
この際、天下獲りしちゃおっかな・・・って思ったりなんかしちゃったりしてw
えー、とゆーワケで、次回の戦は斎藤のオッサンを倒しに行くので
各自用意しておくよーに!今回、活躍できなかった人は、次回は頑張って
毛利ちゃんみたいな手柄立てるよーに!以上、解散っ!」
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