Sakura 2015
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本日も「んなコトわかっとるわいっ!何エラそうに
語っとるんじゃボケ!」と思われる方は、お願いですので
華麗にスルーしてくださいませ。
で、よくある質問。
「ブレないカメラ」が欲しいです。
ボクも欲しいです!
そんなカメラが存在するならね。
今となっちゃあ、ほとんどのデジタルカメラ(コンデジもミラーレスも
一眼レフも)に「手ブレ補正機構」は搭載されてます。
レンズやセンサーをシフトさせたり、電子的に補正したり、その
メカニズムはいろいろありますが、とにかく手ブレ補正機構が
搭載されている。
これは、あくまで「手ブレを起こしにくくする」機構であって、
「手ブレを無くすことができる」機構ではありません。
「んなこたぁ、わかっとるわいっ!」
とお怒りの方が大半でしょう。
すみません、本日の目的地はココではないので、
怒るのはちょっとお待ちくださいませ m(_ _)m
例えば、こんな質問があったりします。
「息子のバスケの試合を撮りましたが、ブレた写真ばかり
になってしまいます。ブレずに撮れるカメラを教えてください」
おそらく、上記のような質問を投げかける方は、ちょっとした
勘違いをされているケースが多いんだと思います。
その勘違いとは何か?
「手ブレ」と「被写体ブレ」
どうも、この2つを混同している方が非常に多いように思います。
どちらも「ブレ」であることに変わりはないし、同じような状況で
起こるので、そりゃあ勘違いしてもしょうがないと思います。
でも、決定的な違いがあるんです。
それは何か?
「カメラの手ブレ補正機構で補正できるか、できないか」
です。
文章ばかりじゃ分かりにくいので、例を挙げながら説明してしまおう。
まず「手ブレ」の写真。
んもぅブレブレです。
そりゃあ、仕方ないです。
だってコレ、カメラを手持ちして、1.3秒のシャッタースピードで
撮ったもの。
さすがに1.3秒間もカメラを全く動かさずに持っていること
なんて、できん。
持っているカメラを動かしてしまう、それが「手ブレ」。
これは極端な例ですが、こういったカメラが動いてしまうことで
起こる「ブレ」をできる限り少なくしよう、というのが
「手ブレ補正機構」です。なので、こういうブレは、手ブレ補正機構で
何とかなるケースもある。
で、こちらが「被写体ブレ」
ドナルドの左手、ブレてますね。
でもその他は、おおむねピントが合っていますので、決して
手ブレを起こしているワケではない。
シャッターが開いている時間に、被写体が動いてしまうことで
起こっているブレ、これが「被写体ブレ」。
向こうが勝手に動くんだから、
カメラの手ブレ補正機構で
補正できるワケがない。
室内などの比較的暗い中で撮影したお子さんの写真がブレている、
バスケの試合の写真がブレている、こういったケースは、かなりの
確率で「被写体ブレ」の場合が多いと思う。
被写体ブレを解決するには、ISO感度をできるだけ上げたり、
F値の小さな明るいレンズを使ったりすることで、できる限り
シャッタースピードを稼ぐ。コレしかない(ハズ)。
ボクが勝手に作った「バスケ」の質問に戻りましょう。
「息子のバスケの試合を撮りましたが、ブレた写真ばかり
になってしまいます。ブレずに撮れるカメラを教えてください」
答えは、
そんなカメラは(今のところ)存在しない。
もしかしたら、今後技術が進み、被写体ブレを防いでくれる
カメラが出てくるかもしれないが、少なくとも2013年時点では
そんなカメラは存在しない。
えっと、決して「ボク、よく知ってるでしょ?スゴいでしょ?」って
言いたいワケじゃないです。
こんなの写真愛好家でしたら当たり前のことですし、ボクの
知識なんて、愛好家の方からしたら、無いに等しいくらいです。
じゃ、なんでこんなコト書くかとゆーと・・・、
「このカメラ、ブレるからもっと手ブレしないカメラに変えようかな?」
って言う人が、思いのほか多いんです。
それは手ブレじゃなくて被写体ブレだから、カメラ変えたところで
どーにもならんぞ!
と言いたいケースが多いワケです。
みんな無駄な出費は防ぎたいでしょ?(笑)
という、ブレのお話でした。
そんなボクの人生設計はブレまくりですが、
これも手ブレ補正では何ともできんな。。。orz
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えっと、カメラのお話。
※注意事項
カメラ好きな方にはごくごく当たり前のことですので、
お願いですから軽くスルーしてくださいね(笑
「カメラかじってるサラリーマン」のボク程度でも、
かじってない方よりは多少、分かっていることはあるんだと思う。
で、よくある質問。
「背景をボカした写真を撮りたいです。
どんなカメラがオススメですか?」
特に、カメラ女子やお子さんの写真を撮りたい方に多い質問ですね。
この質問、答えは簡単なんです。
「そのメーカーで一番高い一眼レフ買って、数十万円クラスの
レンズくっつけて撮影すりゃあいいじゃん」
となる。
でも、そんなに投資したくないし・・・ってトコでこういう質問になるわけ
ですよね。
確かに、背景をボカした写真を撮りやすいカメラは、ある。
ただ「撮りやすい」だけです。
結論を言えば、
何十万円もするバカデカい一眼レフだって、
数千円のコンデジだって、背景をボカした
写真は(程度の違いはあれど)撮れる。
ただ、「撮りやすいか、撮りにくいか?」だけの話なのです。
だってさ、ぶっちゃけ「ボケてる」ってことは、「ピントが合ってない」
ってことなんだよ。
どんなカメラだって、ピントの合ってる写真も撮れりゃあ、ピンボケな
写真だって撮れてしまうでしょう。
背景のボケた写真を撮るには、カメラの性能的な部分もあるけれど、
その他の要素が大きく関係してるんだ、ということを知ることが
大切ですね。
難しい話は抜きにして、書いてしまおう。
<背景をボカした写真を撮るための、大まかな要素>
全く同じ条件で撮影した場合、
①センサーサイズの大きなカメラほど、ボカしやすい
②レンズが明るい(F値が小さい)ほど、ボカしやすい
③レンズの焦点距離が長いほど、ボカしやすい
④被写体と背景の距離が離れているほど、ボカしやすい
ざっと、こんなトコでしょうか。
必ずしも、コレに当てはまらないケースもあると思うので、
あくまで「ボカしやすい」ということに注意してくださいね。
これらを複合的に組み合わせることで、背景をボカした写真は
できあがるのです。
この論理で行くと、例えば
フルサイズセンサーを搭載した一眼レフに300mm/f2.8あたりの
レンズをくっつけて、背景との距離がある被写体を撮影する
というのが、一番ボケるワケです。
ま、そのために100万円以上の投資が必要ですけどね(笑
1つ、背景をボカした写真の例をあげておきましょう。
ワタクシの愛機は「Nikon1 V1」。
この「Nikon1」という機種。
ミラーレス一眼の中では、センサーサイズで言えば他の多くの
ミラーレスに比べて小さく、「背景をボカしにくい」機種であります。
それでは、ダンボー君に登場していただきましょう。
写真A。
続いて写真B。
この2枚の写真、
全く同じカメラ、まったく同じレンズで、
全く同じ場所から、全く同じ位置関係の被写体
を撮影したものです。
下の写真のほうが、明らかに後ろのダンボー君がボケてますね。
違いはただ1つ。
②レンズが明るい(F値が小さい)ほど、ボカしやすい
これを実践しただけです。
Nikon1専用レンズで「18.5mm/f1.8」というかなり明るいレンズを使い、
写真Aの場合、F値を「11」という設定で撮影しました。
で、写真BはF値を「F1.8」という設定で撮影しました。
ね、一般的に「背景をボカしにくい」と言われてるNikon1でも、
これだけ背景をボカした写真が撮れるんです。
「いやいや、もっとボカしたいんじゃ!」というのであれば、
同じカメラ・レンズでも後ろのダンボー君をもっと下げれば
いいんです。
なので、「今持ってるカメラじゃ、背景をボカした写真が
撮れない・・・」と思ってらっしゃる方がいるのでしたら、
買い換えを考えるのではなく、まずはカメラの設定や焦点距離、
被写体の位置関係などを変えることから初めてみてはいかがでしょう?
というお話でした。
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えー、2コ前の日記で書いたことの続き。
なんかいろんな方向に飛びすぎだなwww
今年に入って、やっとコンデジ以外のデジカメを買ったボク。
まぁ、フィルム時代はCanonの「EOS 5」や、CONTAXのコンデジで
遊んでいたので、それなりにカメラは好きなのですが、
どうもデジカメになってからは「記録用」と割り切ったコンデジばかり
買ってました。
が、ここんトコ、カメラの主戦場が
こういったトコになってものでwww、AF速度などに不満が出て、
ちょっと何とかしようと思ったワケです。
そこで買ったのが、
Nikon 1 V1 Wズームキット
と、
買い増しで
Fマウントアダプター「FT1」
AF-S DX VR Zoom-Nikkor 55-200mm f/4-5.6G
で、コレに行き着いた理由。
細かい理由はメンドクサいので省きますがwww
システムとして軽い!
デジイチ並みの爆速AF!
屋外撮影では欠かせないEVFの内蔵!
センサーサイズを生かした望遠の強さ!
ミラーレスの中では、いろいろとネガティブなコトも言われる
Nikon 1ですが、意外とディズニー仕様としては優れてるんじゃ
ないかと思ったワケです。
ディズニーでは、「軽さ・動体追尾・望遠」は欠かせないもの。
1日中歩き回るし、ショーやパレードで動き回るキャラ撮るし、
遠くから狙わなければならない時も多かったりするし。。。
夜間性能には正直目をつむってる部分もありますが、
トータルで考えて、このNikon 1にたどり着きました。
ボディと(バッテリーや付属品込み)とレンズの重さを見ると・・・
1NIKKOR 10-30mm f/3.5-5.6(35mm換算で27-81mm) 562g
普段のスナップはコレで充分ですね。
1NIKKOR 30-110mm f/3.8-5.6(35mm換算で81-297mm) 628g
換算300mmでこの軽さはスゴいです。
描写もキレがあって、Nikon 1ユーザーの中では「神レンズ」と
言われてます。
ココまであれば、普段の生活の中では問題ないでしょう。
FT1 + AF-S DX VR Zoom-Nikkor 55-200mm f/4-5.6G 959g
35mm換算すると、148-540mm!
換算500mmオーバーがシステムとして1kg切っちゃうんです!
FT1使うと機能に制約はあるのですが、それを差し引いても
この軽さで500mmオーバーは魅力的です。手持ち撮影も全然問題無し!
例えば、Nikonのエントリー向け一眼の「D3200」だとしたら、
35mm換算で450mmまでのズームレンズ付けても1kgは超えて
しまいます。(画質や機能では当然Nikon1が負けるけど・・・)
で、これでどこま撮れるかと言うと・・・
約2m離れたダンボー君で比較しますw
10mm(35mm換算で27mm)
30mm(35mm換算で81mm)
110mm(35mm換算で297mm)
Nikon1専用の1NIKKORレンズで撮れるのは、今のとこココまで。
で、
200mm(35mm換算で540mm)
ボクの手持ちの機材で、今のトコここまでいけます。
ま、こんな感じで「システムとしての軽さ・AF速度・望遠」重視で
選んだこのNikon1 V1。
結構満足してますです。
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カメラネタです。
え?そんなネタ今までなかった?
まぁまぁ、そんなカタいコト言わずに(笑
今年に入って、ようやくコンデジ以外のデジカメを買いました。
フィルム時代にはヘタな一眼レフよりも高い「CONTAX T2」とゆー
コンパクトカメラを無理して買って弄ってたワタクシ。
デジタルになっても、「そこそこ(←重要)高級コンデジ」路線の
デジカメが好きで、RICOHのGX200(古っ!)なんかを使ってたん
ですけど・・・
最近撮るものがもっぱら
こんなんばっかになってきましてwww
コンデジのAFの遅さや望遠側の足りなさが出てきましたんで、
もう少し大っきなデジカメを買うことにした次第でございます。
で、「あーでもない、こーでもない」といろいろ悩んだのですが、
結局買ったのはコレ。
え?ミラーレス?(ニコンはミラーレスとは呼んでませんが・・・)
Disneyでショーやパレードまともに撮る目的なのにデジイチじゃないの?
などなど、いろいろおっしゃる方もいるとは思うんですけど。。。
コレにした理由は、また後日。
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